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メイカーズのエコシステム出版記念イベント@3331

メイカーズのエコシステム出版記念イベント@3331 に呼んでいただいて、IRKitの製造の話をしてきました。

メーヴェ作っている八谷さんを始めおもしろい登壇者陣。

7月末にやるという北海道のテストフライトは見に行きたいなあ。
自分のロールモデルである。
そのプレゼンに出ていた動画はこれ

「電波法の認証を、FCC認証とおってれば省略していいんじゃないか」
っていうアイディアが最後質疑の中であったけど、
日本が今後衰退していく中で置いてけぼりにならないためにもこういう工夫はしてほしいなあ

自分の発表資料はこちら
メイカーズのエコシステム出版記念イベント@3331 IRKitの話

次期製品は今月中盤以降、Kickstarterに出す予定なので、乞うご期待!

それでは メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 について。

“輪郭がはっきりしていない。” メイカームーブメントの輪郭、全容をつかめる一冊。
最も印象に残っているのは (書籍内の引用の引用だが…)

メイカームーブメントによって、世界は良い方向に変わっていくと考えている。 中略…
重要なのは、メイカー全員がMakeすることによって、「ある変化」を体験することだ。
いまの世の中には、コントロールできないものが多過ぎる。Makeのカルチャーは「コントロールできるものを自分たちの手に取り戻そう」という考え方だ。政治や経済は自分たちでコントロールできない。だが、ものを作ることは自分でコントロールできる。
この「自分は何かをコントロールできる」という想いをいただくことを、メイカーはとても大事にしている。
例えば、椅子を自作したとする。もちろん既成品より出来は劣る。しかし、自分で作った椅子には愛着が湧き、さらに「既成品の椅子が、どういう接着剤やネジを使って作られているか?」といった新しい視点が生まれる。それまでの人生では、作りの良い椅子を見ても特に何も感じなかったかもしれないが、実際に手を動かして関わってみることで、かつて無縁だったものに親しみが生まれ、まるで仲間が作ったもののように思えるようになる。
こうした経験を積むことで、作り手に対する感謝や尊敬の念を持てるようになるのだろう。

「そうなんだよ!」自分はこういった変化を促進しようとものづくりをしている。
人の言葉でそれを語られてくすぐったいような嬉しい気持ちだ。
自分で作ってみるからこそ、「これは自分には作れないなあ」とため息をついて、作れる人に対して尊敬の念が生じるのは気持ちがいい。
何気なく見かけた電気製品を見て、「おお、こだわって作ってるなあ」と笑みを浮かべるのも気持ちがいい。

メイカームーブメントってなんなんだろって思ってる人は手にとって見ると良いと思います。

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