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安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘

今日はまとめてブログ書くかな。

安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘
先週行ってきた。

たまたま安藤忠雄さんがその場にいて、わりと近くでお話を聞くことができた。
聴衆は学生が多く、彼らのために、建てる側の現場監督さんと共に、
建築家の現実を伝えたい、って感じ。

印象に残ったのはQ&A。多少意訳のところがあります。

Q 建築家として最も重要な資質は?
A 協調性。建築は一人で建つものじゃない、建築家がいて、現場監督がいて、なんとか工って熟練した技能を持った人たちが、それぞれの仕事をやりきってやっと建つもの。
コミュニケーション大事。

Q ガッツポーズをするような瞬間は?
A 無い。建築は依頼をされたりコンペを行ったりして仕事をとっていく。依頼されたら、お客さんが求めるものをつくるし、コンペもそれを狙ってたんたんと進める。そんな、いちいちガッツポーズしてられない。

すごく、仕事人的な印象を受けた。
建築って、受託なんだなー、とも。
現場監督の人を信頼している姿も見られて、いっしょに仕事したいって人たちといっしょに建てる過程が楽しいんだろうな、って思った。
世の中に認められる建築を続々と作っていながらも、自分は賃貸マンションに住んでる辺りも。

だけどやっぱり、安藤忠雄さんが、自分のために建てた家っていうのを見たい。

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