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価格シグナル戦略と「9」 33

またしてもHarvardBusinessReview1月号から。
価格シグナル戦略を読んだ。前に知人が、pricingっておもしろい、と話していたところ、深く突っ込まずに聞き流していたのを後悔。

HBRに限らず、実例と数字の出てくる記事は説得力がある。逆に、そうでないものはうさんくさく感じる。最近、そんなことも強く感じる。

覚えておいた方が良さそうな、キーをメモ。
1. セール表示の収穫逓減: セール表示商品数が全体の30%を越えると、需要喚起効果は薄れる。
2. 「9」: 9で終わる値段を好ましく感じる
3. 価格シグナルは、顧客の価格知識が乏しい商品に有効

特に、2番。
「9で終わる値段なんて、安くみえると思ったら大間違いさっ!」
なんて思っていたが、実は高くしている場合もあったのだ。

たとえば、全米を対象とした女性アパレルのカタログ通販では、ドレスの値段を34ドルから39ドルに上げると売上げが急増した。一方、34ドルから44ドルにした場合、需要量は変わらなかった。

が~ん。。(ばか?)

3番。

価格知識に乏しい人ほど、価格シグナルに敏感に反応するため、相手に合わせてシグナルを変えるという手がある。これは、オンライン・ショップや通販の場合、特に有効である。

簡単じゃん!そんなことやってるの?初めて訪れた人にだけセールを見せて固定客化させたり?

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