バックミンスター・フラーの「宇宙船地球号操縦マニュアル」をおすすめさせていただいたのですが、前日から読み直していて、「紹介文もあれだし、、なんだかな、っと思われるかもな」と思ったので補足。
本というよりは、人間バックミンスター・フラーをご存知無い人にはおすすめしたい。
宇宙船・・・ では、最後のおまけについている年譜が彼を理解する手助けになりそう。それ以外は、紹介しておきながらなんなんですが、文章が難解。訳のせいかもしれませんが、その論理を順に全部なぞって読めたか、というと疑問をもってしまいます。
人間として彼がすごいと思う理由の1つは、ある時点から人生が一貫してある目的:富の追求 に向けられていることだと思う。
富とは、彼の定義を自分の言葉で手短に書くと、人類が生き延びられる時間、である。地球環境問題に対して強い問題意識があって、ほっとくと21世紀到来までの間に人類は滅亡する、と(彼は20世紀前半から3Q辺りまでの人)。ほっ。
その目的のために、彼がモノのデザイン(広義の)と言う面から取り組んで発明したモノがすごい!現代に持ってきたとしても、ありえない。根底をくつがえして最初から組み立てている。
そんな発明の数々を見ていると、焦るのだ。
本は、図書館へ行く人であればほんとは「バックミンスター・フラーのダイマキシオンの世界」こちらをおすすめします。
一番お気に入りなのは、正20角形を使った地球の地図。
ベッドの上にはってあって、たまにぼけっと世界を眺めます。
超「本」格会議も楽しかった!(とってつけたようでスミマセン