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BambooRollとカーボンフットプリント

次このブログに書く、「つくったもの」がトイレットペーパーとは思わなかったでしょう?

BambooRoll - 竹でつくったトイレットペーパーの定期便

そこにBambooRollのカーボンフットプリントを考察するという記事を書いた。
ここの余談を拡張する。

カーボンフットプリント、つまり製品のライフサイクルで排出される温室効果ガスをCO2量で表したもの
が面白い!

カーボンフットプリントの算出は以下のようにして行う。製品のライフサイクルで様々なリソースを使用する。そのリソースについて、ある単位のリソースを使うとCO2に換算すると何kg排出しているか、予め算出してある二酸化炭素排出量原単位(以降、CO2排出原単位)を参照する。このデータベースには4)を使用する。使用したリソースの量に、CO2排出原単位をかけると、CO2排出量が求まる。製品のライフサイクルで使用するリソースについて、CO2排出量を求め積算していく。

この4)はカーボンフットプリント制度試行事業CO2換算量共通原単位データベースver. 4.0 (国内データ)

例えばこうやって身近なモノや作業の換算CO2量を計算できる。
水と給湯の原単位から…

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お風呂につかるという行為の換算CO2量は以下のように計算できる。

お風呂の水の量を200L、温度を40度、水道水の温度を年間平均の16度として、
水は 0.2 [m3] x 3.48E-1 [kg-CO2e/m3] = 0.0696 [kg-CO2e]
ガスは (40-16) [C] x 200 [L] x 3.39E-4 [kg-CO2e/C*L] = 1.6272 [kg-CO2e]
合わせて 1.6968 [kg-CO2e]

次は、、焼肉。 牛と米と電気から…

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ホットプレートで焼肉を焼いて食べるという行為の換算CO2量は

肉300gを1時間焼く、米200gを1時間炊く、ホットプレート1300W、家庭用省エネ性能カタログより炊飯時の消費電力は158Wh/回として、
牛肉は 0.3 [kg] x 9.21 [kg-CO2e/kg] = 2.763 [kg-CO2e]
ホットプレートは 1.3 [kW] x 1 [h] x 4.79E-01 [kg-CO2e/kWh] = 0.6227 [kg-CO2e]
米は 0.2 [kg] x 1.59 [kg-CO2e/kg] = 0.318 [kg-CO2e]
炊飯器では 0.158 [kWh] x 4.79E-01 [kg-CO2e/kWh] = 0.075 [kg-CO2e]
合わせて 3.7787 [kg-CO2e]

ふむふむ。牛肉、ガスかあ。。

ちなみに家庭用の車は運輸部門における二酸化炭素排出量より
0.133 [kg-CO2/人km]

精度が高くはないだろう、そもそもこの原単位表の最初の注意事項参照、ブログの記事を書く上では原単位にどこまで含んでいるのか確認していない、ホットプレートを1時間フルでつけないだろう、スーパーから買ってくる時の移動に車を使ったら、、などなど。
でも家計簿をつけたり、家電の消費電力をグラフ化すると得られる納得感のようなものがある。

単位を変換していく作業自体にはパズルのような面白さがあるように感じる。 光速を導入することで距離の単位がmから時間に変わることを思い出した。

部品の原単位と使用量から製品の換算CO2量を積み上げていくことができて、それを再帰的に繰り返すことで適用範囲を広げていく、というのはインターネットの何かに近くて面白い。
企業が製品のカーボンフットプリントを公開していく世界になったら良いと思う。
カーボンフットプリントコミュニケーションプログラムには期待。

間違いがあれば識者の方ご指摘お願いします。


まとめ

計測厨の心をくすぐるような、パズルのような、再帰的な、面白さがカーボンフットプリントにはある。

トイレットペーパーはあなたも使っているでしょう?
BambooRollをお試しください。

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