エストニアの首都タリンに引っ越してから5ヶ月たった。
タリン旧市街
2013年にカヤックをやめた理由の1つがそれだったので、もう5年もずうっと海外に引っ越したいと考えていてやっと叶った。5年もかかったのは条件が厳しかったからだろう。
仕事面では、
- 小さく柔軟な会社
- 何かしら世界を良くしようとするビジョンとロジックがあること
場所に対しては
- 英語教育がちゃんとしていること
- 安全であること
この両立。
自分がウェブやスマホアプリの開発をやってきていたので、「やっぱりベイエリアに行って本場にいたい」と思っていたが、ビザ面でうまくいかなかった。
アメリカの就労ビザを小さい会社がサポートするのは厳しい。
H1Bは抽選だし、抽選に通っても給与の下限が賃金1000万円以上という条件があるので会社が小さすぎるときつい。
Eビザもあるが、基本的には「アメリカで人を採用してくれるんだろうな?」ということなのでその計画がたっていないときつい。
1年日本で仕事してLビザでアメリカへ行くのが手っ取り早そうだが、やはり1,2番目の条件に引っかかり踏み出せなかった。
グリーンカード抽選が当たるほどラックにふられている設定ではなかったようだった。
そうこうしているうちにトランプが大統領になり、アメリカでは学校での発砲事件が引き続き問題になっていて、
「おいおいアメリカでいいのか?」と思うようになってきた。
YouTubeでなんでもいいからトランプの演説を見てみるといい、このおっさんが大統領になるようではだめだ。
逆にエストニア移住につながるきっかけがあり、エストニアになびいていった。
エストニア移住プランは上記の条件を満たしていた。
エストニアについて調べるとどんどん気になっていった。
E-Governmentの分野で先進的である
E-Residencyというのが始まった。首都タリンの人口が40万人程度で小さい
日本の藤沢市と同じくらいか、、と知ると急に親しみが湧いた。
小さな島のようなコミュニティはむかしから好きだった。寒い
札幌くらいか、、と知ると、スキーヤーなので(エストニアにはマウンテンスキーする山は無いが)雪が降る街か、、と急に楽しみになった。エストニアの大統領
女性で46歳。
トランプは72歳、安倍首相は63歳。見学に行った
英語で授業をしている小学校を見て、町並みを見て、誘ってくれた会社のメンバーに会った。
ある時、もしかしたらエストニアは国レベルでスタートアップなのではないか?という考え方が生まれた(Exitはないから中小企業かもしれないが)。
20万人以上社員のいる大企業(P)と、個人事業や2人創業者のスタートアップで働いた経験を、
日本やアメリカとエストニアに照らしてみると、国に対しても会社選びと同じような嗜好で選べばいいんじゃないか、
社員数 / 国の人口
若いCEO / 若い大統領
会社のプロダクト / 国の施策
若いリーダーが率いる小さな国のメンバーになる、というのはおもしろい体験なのではないか?
そういうリーダーを選べる国民がいる、というのはおもしろいんじゃないか?
と思うようになってきた。
中略…
まとめ
タリンに引っ越しました。