堤さん、松村さんによる iOS x BLE CoreBluetoothプログラミング本 をおすすめしよう。
まず前書き
「スマホアプリと外部デバイスと連携させるのは楽しい」
そうだよね〜。
IRKitも元はといえばCoreBluetoothというのが出てきて、MFi無しで手持ちのiPhoneと通信できるハードウェアがつくれるの!?何それ熱い!から入ったので親近感が沸く。
(IRKitはその後Wi-Fiを使うように変更している)
BLEを使いiPhoneと通信するハードウェアを開発しようとする時、
まず身につけるべきは、問題が起きた時の切り分け能力だと思う。
iPhone側はアプリから見るとCoreBluetoothという抽象化したレイヤなので、
アプリ開発者は「scanFor…してるのに見つからないよ?」
デバイス側では「advertiseしてるよ?」
となった時にすぐパケットロガーを出せると話が早い。
この辺もちゃんと10章,10-3,10-4で書いてあってすばらしい。
実戦をこなしている著者陣ならでは。
自分はTIのCC2540のドングルを買ってWireSharkで眺めていたけれど、こんな方法もあったんだなあ
次に、11章「ハマりどころ逆引き辞典」
これはずるいよ。
最後に、3章「BLEを理解する」
ふわっとiOSアプリの作り方を解説するだけではなく、BLEについて詳しい3章があるのが心強い。
ハードウェアを作るならば、Bluetooth4の仕様を読むことになるだろう。
だが Core_V4.0.pdf は2302ページもあってしんどい。
そんなときにまずこの3章を日本語で読んで挑めるとかなりスムーズになるだろう。 自分も仕様はところどころピックアップして読んだだけなので、3章はいざという時のためにあたためておきたい。
BLEデバイスつくりたい。
というあなたもぜひ
iOS x BLE CoreBluetoothプログラミング本