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ご冗談でしょう 43

おもしろい本を読み終えたので、印象に残ったところを抜粋します。
その本とは、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」著:R.P.ファインマン 訳: 大貫昌子

前にはあんなに物理をやるのが楽しかったというのに、今はいささか食傷気味だ。なぜ昔は楽しめたのだろう?そうだ、以前は僕は物理で遊んだのだった。いつもやりたいと思ったことをやったまでで、それが核物理の発展のために重要であろうがなかろうが、そんなことは知ったことではなかった。ただ僕が面白く遊べるかどうかが決め手だったのだ。 中略 僕はただ自分で楽しむためにいろんなことを発明したり、いろいろ作ったりして遊んだだけの話だ。

2つめ

芸術とは人ひとりひとりに喜びを与えるものだ。それに心酔するあまり幸福になったり、憂うつになったりするような、そんな力のあるものを人間はほんとうに作ることができるのだ!

3つめ
亭主というものは、いつも女房が間違っていることを証明したがるものだ。そして彼は世の亭主の常ながら、やっぱり女房が正しかったのだということを発見したわけだ。

もう1つ、綺麗にまとまった引用ができないが、日本についてほめている箇所は印象に残った。もっと自分の国を知りたい、嫉妬を思わせるような感情が喚起された。

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