↑世界で最も精巧につくられたさいころ。
を見ていたら、気づいた。
さいころって、目の数字を表す小さなまるが削り取られている分、均等にできてはいないのだ。点対象ではないのだ。
結論としては実は大したことはないのだ(だろう)が、ショックだった。
1はまるの大きさが他と違うので比較しにくいが、2と5を比べると、明らかに5の側の面の方が、削り取られている同じ大きさのまるの数が多い分、軽いはずだ…
2と5のそれぞれの面と平行に、そしてその面の辺と平行に、中心に軸を作ると、重い2の方へ回る。2/5以外の面:1/6,3/4は、その軸に対して左右均等にあなを配置するため、その回転に影響を与えず、結果として2の面が下に向く=5の面が上に来る。
さいころ全体にかかる力に対して、削られたまるの重量の差分が産む重力が大きければ、その傾向は強まる(ほとんど無視できる..)。
結論。
わずかに、2よりも5の方の目の方が出やすい。同様に、3よりも4が出やすい。1/6については1の大きさによりけり。ゆっくり投げれば投げるほど、よい。